古民家再生プロジェクトに参加しています

みなさん、こんにちは!

弊社は粘土を採掘することから事業をスタートしましたが、現在は屋根瓦固定土や内外装、土壁、しっくいなどに使用される素材の製造、そしてさまざまな新製品の開発にも取り組んでおります。私たちの製品開発は、職人さんの「こんな土が欲しい」「こんな風に改良できないか」といったご要望から始まります。それに対し、弊社の素材力とノウハウでどのように対応できるかを一緒に考えていきます。

このたび、長野県木曽町の古民家「山下しんや」様にてフカネンの製品(壁用の土)を使っていただくことになりました。そのご縁から10月初旬に開催される町おこしイベントに参加させていただくことになりましたので以下ご案内いたします。

古民家再生プロジェクト「山下しんや(新家)」さんとのご縁

「山下しんや(新家)」は、長野県木曽郡木曽町にある築100年の古民家で、元は木曽馬で財をなした大馬主・山下家の本家とは別の、新家(別宅)として使用されていたものです。ここ20年ほど空き家となっていましたが、現在は東京都大田区から移住した地域おこし協力隊の寺内健さんが居住し、建築物の再生に取り組んでいます。

YouTubeチャンネル「魂魄山 Konpakuzan」さんで古民家再生の様子をご覧頂けます。

今回ご紹介する町おこしイベントは10月6~8日および13~15日の計6日間にわたり開催され、古民家の台所解体や襖張り、壁塗り、池づくり、板貼り、土間塗り、棚づくりなどの改修作業が行われる予定です。期間中、敷地内ではキッチンカーの出店や日本画家によるライブペインティングなどのイベントも予定されており、古民家の改修作業を通して参加者と地域住民が交流できるイベントとなっています!

フカネンでは、「山下しんや」のオーナーである寺内様よりご依頼いただき、壁の改修に必要な練り土(麻入り)を提供させていただくことになりました。弊社では藁入りの練り土を製品化しておりますが、今回は藁を練りこむことで生じる色の変化を防ぐために、藁ではなく麻を練りこんだものを、必要な平米数に合わせて納品させて頂きました。イベントでは、弊社代表の茂木も壁塗りの講師として参加する方向で調整を進めております(日程は10/13を予定。但し、急遽不参加になるかもしれません)。

さまざまなDIYプロジェクトでご紹介いただいています

実はフカネンの製品はこれまでもさまざまな古民家再生/DIYプロジェクトにご活用いただいております。以下のYouTubeチャンネルで取り上げていただきました「深谷練り土」や「やねっこ」は、袋または容器を開けてすぐ使用可能なので「使いやすい」とご好評いただいております。

かじやチャンネル

◆hidehisa17

おわりに

弊社では、今後もお客様のニーズに応じた製品開発を続けて参ります。「こんなことはできる?」「この用途におすすめの素材は?」など、ご質問やご要望などございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから