循環型ビジネスへ向けたチャレンジを行っています

みなさん、こんにちは!

弊社は昭和52年の創業時より、深谷市の良質な粘土の採掘と配合、販売などの事業を通じて、瓦業界を支える多くの方々と共に成長して参りました。

あらゆることに効率化が求められる現代において、日本の伝統的な屋根材である瓦やその瓦を使った家屋は残念ながら年々減少傾向にあります。瓦産業を守ること、そして変化の加速する時代を企業として生き抜くことを両立すべく、この度、フカネンでは新たな経営革新計画の作成に着手いたしました。

「循環型社会」をテーマに見据えたフカネンの経営革新

経営革新とは、中小企業が新しいことにチャレンジし、創意ある向上発展をしていくことを国が支援する制度です。経営革新計画承認制度によって承認を受けると、行政の支援策を活用するチャンスが広がるなどのメリットがあります。

フカネンでは、10年ほど前に経営革新を実施しております。当時、時代に合ったビジネスとは何かを模索する中で、さまざまな素材を使った床材や屋根材、壁材などの商品開発と販売を行いました。その結果、幅広い業種の方々に弊社の商品を使っていただくようになりました。

前回の経営革新から10年ほどの年月が経過し、時代はさらに変化しました。今回の経営革新では、まずSDGs(持続可能な開発目標)を第一に考え、瓦のリサイクル事業や使用済み粘土の再利用などの循環型社会へ向けた取り組みをさらに広げる形でのビジネスを展開していきたいと考えています。また、スマホ一つで個人が多くの情報を得られるこの情報化社会に合った販売方法を模索していく所存です。

「瓦をゴミにしない」と発信していきます

さて、今回の経営革新を進める中で素敵な出会いがありましたのでこちらでも紹介させていただきます。

経営革新では地元深谷市の深谷商工会議所にサポートしていただいております。そのつながりから、埼玉新聞社の記者の方が弊社のリサイクル製品(瓦チップ、深谷土、やねっこ)とその取り組みに興味を持って下さり、埼玉新聞に取材記事を掲載していただきました。

▲埼玉新聞(2023年8月3日)「『瓦チップ』素材に活用」

弊社の取り組みについて大変分かりやすくまとめていただきました。ありがとうございました。

おわりに

弊社はこれからも時代のニーズに合ったビジネスを展開するとともに、創業当初から大切にしている「瓦をゴミにしたくない」という思いを持ち続け、ここ深谷の地から瓦の素晴らしさを発信していきます。

弊社の瓦リサイクル事業について、詳しくはこちらのページをご覧ください。

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